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全身性強皮症に伴う手指潰瘍?レイノー現象に対する B 型ボツリヌス毒素局所注入療法の実用化を目指して

全身性強皮症に伴う手指潰瘍?レイノー現象に対する B 型ボツリヌス毒素局所注入療法の実用化を目指して

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群馬大学大学院医学系研究科
教授

茂木 精一郎

 

全身性強皮症の血管障害(レイノー現象や手指潰瘍)は難治であり、有効な治療法は確立されていない。これまでに我々は、強皮症の血管障害に対する新たな治療法(ボツリヌス毒素局所注入)の実用化(適応疾患拡大)を目指して研究してきた。医師主導治験として、世界初のランダム化2重盲検試験(Phase II)を実施し、B型ボツリヌス毒素局注の有効性、安全性を示した。

今後は、多施設共同研究 (Phase III) を実施して、群馬大学から世界初のボツリヌス毒素の新たな適応疾患の拡大を目指す。

 

 

 

キーワード 全身性強皮症,レイノー現象,手指潰瘍,ボツリヌス毒素,治験

 

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Practical application of local injection of Botulinum toxin type B for the treatment of digital ulcers and Raynaud’s phenomenon associated with systemic sclerosis

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Sei-ichiro Motegi

Professor, Graduate School of Medicine, Gunma University

 

We have been investigating a new treatment (local injection of botulinum toxin) for vascular disorders of systemic sclerosis (SSc). We have conducted the world’s first randomized, double-blind, physician-initiated clinical trial (Phase II) and have demonstrated the efficacy and safety of local injection of botulinum toxin type B (BTX-B).

In the future, we will conduct a multi-center study (Phase III) and aim to expand the world’s first BTX-B application from Gunma University.

 

 

 

Keywords systemic sclerosis, Raynaud’s phenomenon, digital ulcers, Botulinum toxin, clinical trial
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